GLCFからフリー(無料)の衛星リモートセンシング画像データを入手(ダウンロード)する方法

GLCF(ESDI)

GLCF(ESDI)サイト

 衛星リモートセンシングを実践するには、肝心な衛星画像データが必要です。大変ありがたいことに、GLCF(Global Land Cover Facility)では、LANDSAT等の衛星画像データを無料で提供しています。
 データの入手方法には、GLCFのESDI(Earth Science Data Interface)を使った方法と、FTP Serverを使い衛星軌道のパス・ロー(PASS/ROW)をフォルダから選択する2通りの方法があります。
 以下に2通りの方法によるデータ入手方法を記載します。
 ここで注意ですが、ESDIに対しアクセスできない場合があります。この場合、FTP Serverから入手する方法を利用してください。


FTP Serverを使ったデータ入手方法

 ここでは、FTP Serverを使い、LANDSAT画像を衛星軌道のパス・ローから選択して入手(ダウンロード)する方法について紹介します。
 データの入手範囲は、「東京周辺」を対象とします。よって、パス・ローは、パス107、ロー035です。
 以下の「GLCF(FTP Server)」をクリックしてください。
 GLCF(FTP Server)」

 以下の画面が表示されます。
 ここで、「Landsat」を選択(クリック)します。

glcf_ftp0


 以下の画面が表示されます。
 ここで、「WRS2」を選択(クリック)します。

glcf_ftp1


 以下のパス選択画面が表示されます。
 ここでパスを選択します。以下の画面の「p107」を選択(クリック)します。

glcf_ftp2


 以下のロー選択画面が表示されます。
 ここでローを選択します。以下の画面の「r035」を選択(クリック)します。

glcf_ftp3


 以下の画像選択画面が表示されます。
 ここで表示された観測年月日、センサ、オルソ補正有無等の情報から、入手したい画像データを選択(クリック)します。

glcf_ftp4


 次にダウンロード可能なファイル一覧が表示されます。
 ここから、メタデータ、各バンドの画像データ、ブラウズ画像等、必要なデータを選択してダウンロードします。

ESDIを使ったデータ入手方法

 ここでは、GLCFのESDI(Earth Science Data Interface)により、地球観測衛星LANDSATのETM+データの入手(ダウンロード)方法について紹介します。
 以下の「GLCF(ESDI)Home」をクリックしてください。
 GLCF(ESDI) Home

 衛星画像データの入手(ダウンロード)方法として、LANDSAT ETM+ を例に以下に説明します。
 上記よりGLCF(ESDI) Homeを表示すると以下の画面が表示されます。

glcf1


 ここで、下記の「Map Search」を選択(クリック)します。

glcf1-1


衛星・センサの種類、入手範囲、ダウンロードファイル形式の選択

 衛星・センサの種類、入手範囲、そしてダウンロードファイル形式を選択します。 glcf2


 選択手順は、次のとおりです。
 @ 衛星センサを選択します。ここでは、LANDSAT ETM+を選択します。
 A 「□」を使い、表示ウインドウを選択します。
 B 「↑+」を使い、入手したい画像範囲を選択します。なお、選択した範囲を解除する場合は、「↑-」をクリックします。
 C 入手するファイルフォーマットを選択します。ここでは、一般的な画像形式の「GeoTIFF」を選択します。
 D 選択が終了すると、「Preview & Download」をクリックします。

glcf3-1


画像の選択

 該当する画像範囲のリストより、入手する画像を選択します。
 @ 入手画像を選択します。
 A 「Download」をクリックします。

glcf4-1


画像ファイルの選択

 ファイル一覧より、ダウンロードするファイルを選択してダウンロードします。

glcf5