リモートセンシングの活用・利用、リモートセンシング画像処理ソフトの無料提供、リモートセンシング技術等の紹介サイトです

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はじめに

 リモートセンシング画像処理はお金がかかると思っていませんか?
 リモートセンシング専用ソフトは、無料のものから数十万円〜数百万円のものまでいろいろあります。無料のソフトも、使い方をマスターすれば目的とする結果を得ることができます。
 ここでは、お金がかからない無料(フリー)のリモートセンシング関連のソフトをはじめとし、無料で使用できる衛星画像データや、リモートセンシング画像処理技術について紹介しています。紹介しているソフトは、大学の講義・演習、衛星リモートセンシングの研究、実務(衛星データ解析、UAV(ドローン)画像データ解析、写真解析)で使用されているものです。
 当サイトは、「誰でも手軽にリモートセンシングが行えるように」をモットーに運営しています。

トピックス・お知らせ

【2019年5月27日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSP Ver.3.06を当ホームページで公開しました。
 最尤法及びレベルスライス処理において、一部の機能を変更しました。


【2019年4月24日掲載】

 衛星データの入手先URLが変更になったため、メニュー「データ入手」の内容を変更しました。


【2019年4月17日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSP Ver.3.05を当ホームページで公開しました。
 メニュー表記を、一部、変更しました。


【2019年3月14日掲載】

 当HPのメニュー「画像処理」に、主成分分析について掲載しました。


【2019年3月1日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSP Ver.3.04を当ホームページで公開しました。
 Unsigned integer処理において、「RGB」と「HSI」の相互変換ができる機能を追加しました。
 これにより、Landsat-8等の16ビットの光学衛星データにおいて、パンシャープン画像が簡単に作成できるようになりました。
 (以前のバージョンは8ビット光学衛星データに対応)

 また、当HPのメニュー「画像処理」に、RSPを使ったパンシャープン画像作成方法について掲載しました。


【2019年2月15日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSP Ver.3.03を当ホームページで公開しました。
 教師無し分類において分類クラス数を2倍に増やしました。
 その他、改良内容については、ダウンロードページを参照してください。

 また、当HPのメニュー「講座」に、「カラー分解」について掲載しました。
 色の三原色(RGB)について知るには、実際に撮影した写真を使って、カラー分解やカラー合成を体験すると理解が深まります。
 大学において著者は、色について理解を深めるため、受講生が撮った写真等を使って授業を行っています。


【2019年1月23日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSP Ver.3.02を当ホームページで公開しました。
 今後は、機能追加・改良等を行った後、直ちにバージョンアップ版を公開していきます。
 改良内容については、ダウンロードページを参照してください。


【2019年1月15日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSP Ver.3.01を当ホームページで公開しました。


【2018年12月29日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSP Ver.3を当ホームページで公開しました。
 主成分分析、最尤法分類、K-means法分類において設定を初期化する「クリア」ボタンを設け、自動色調調整の初期値を0.2%から2%に変更するなど、より使いやすいように機能変更・修正を加えています。


【2018年12月24日掲載】

 最近の衛星画像では、圧縮形式やタイル形式のGeoTIFF画像による提供が増えてきました。背景には、画像サイズが大きくなっており、画像のダウンロード等に時間を要することが挙げられます。
 RSPにおいて、このような圧縮形式やタイル形式のGeoTIFFを取り扱うには、あらかじめ別ソフト(例えば、「GIMP」や「Adbe Photoshop」等)を使って、非圧縮かつ非タイル形式のTIFFに変換する必要があります。
 このため、無料の画像編集ソフト「GIMP」を使った、圧縮形式かつタイル形式のGeoTIFFを、非圧縮形式かつ非タイル形式のTIFFに変換する方法について、メニュー「RSP」に掲載したので、参考にしてください。


【2018年12月15日掲載】

 株式会社建設技術研究所からのリモートセンシング画像処理ソフトウェアRSPの公開は2018年12月28日をもって終了になります。
 今後は、当ホームページからリモートセンシング画像処理ソフトウェアRSPを公開いたします。


【2018年7月13日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSP Ver.2.11を使い、Landsat-8画像を対象に最尤法分類、ならびにk-means法分類による分類画像作成方法について、メニュー「画像処理」の「教師付き分類」と「教師なし分類」に掲載しました。

 


【2018年7月12日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSP Ver.2.11が公開されました。RAW画像(16ビット、32ビットFloat画像)に対して、直接、主成分分析、教師付き分類、教師なし分類ができます。

 


【2018年7月4日掲載】

 Landsat-8(16ビット(Unsigned integer))画像に対し、直接、最尤法による分類画像作成、教師なし分類画像作成、そして主成分分析画像(第1から第3主成分画像)作成した事例を、RSP紹介ページのなかに掲載しました。

 


【2018年6月21日掲載】

 最近の衛星画像データのほとんどは、16ビット(Unsigned integer)画像データです。また、解析画像では、32ビット(Float)画像データ(例えば、反射率データ)を取り扱ったりしています。
 こういった背景のもと、直接、16ビットおよび32ビットの画像データ(RAW)に対して「主成分分析」、「教師付き分類」、「教師なし分類」ができるようにRSPを改良しています。
 その他、既存機能の見直し等を行った後、新RSP(Ver.2.11)を公開する予定です。

 


【2018年6月1日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSP Ver.2.10が公開されました。
 GeoTIFF画像を、RAW又はBMP形式で解析処理した後、簡単にGeoTIFF保存できるように、解析前のGeoTIFFからジオリファレンスデータを抽出し、解析後のGeoTIFF作成時にジオリファレンスデータを戻せるようになりました。
 切り取り処理や幾何補正処理しない場合、元のジオリファレンスデータをそのまま使用することができます(ジオリファレンスデータの変更・追加も可能です)。
 メニュー「ファイル」→「フォーマット変換」→「GeoTIFF」→「ジオリファレンスデータ保存」で、ジオリファレンスデータを抽出し、GeoTIFF作成(保存)時に、「ジオリファレンスデータ読込」で、抽出したデータを戻します。
 その他、演算処理において、ゼロ除算時の値をユーザが設定できるようになりました。(Float形式のNDVI画像作成時にゼロ除算時の値(=-1)のように設定することができます。)
 さらに、従来、画像の一部をCSV出力できたのに対し、更なるMSエクセルとの連携強化のため、画像全体をCSV保存できるようになりました(メニュー「ファイル」→「保存」→「CSV」)。
 なお、CSVデータの画像化は、従来どおり「メニュー「ファイル」→「フォーマット変換」→「CSV」)で行うことができます。

 


【2018年5月24日掲載】

 GeoTIFF作成(保存)がもっと簡単にできるように、リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSPに対して機能追加を実施しています。また、NDVI画像(Float形式)作成において、ユーザーがもっと使用しやすいように仕様変更を行っています。
 その他の修正も含め、近々、RSP Ver.2.10を公開する予定です。

 


【2018年5月17日掲載】

 「講座」のグーグルアースに、グーグルアースを使った衛星画像のオーバーレイのやり方、ならびにkmzファイル・kmlファイルの作成について追記しました。
 個人的には、解析した衛星画像をグーグルアース上に、三次元表示(立体視、鳥瞰)する場合に使用しています。
 手軽に衛星画像の三次元表示(立体視、鳥瞰)を楽しむことができます。

 


【2018年2月13日掲載】

 メニューに「Google Maps」活用サイトを追加しました。

 Google Mapsを使って経緯度座標を取得することができます。また、幾何補正処理や座標によるマスク処理等に活用することができます。

 


【2018年2月10日掲載】

 2月8日に、リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSP Ver.2.09 が公開されました。

 エクセル数値データ(CSV)を画像化する機能が加わりました。メニュー「ファイル」→「フォーマット変換」→「CSV」で使用できます。

 


【2018年1月19日掲載】

 現在公開しているRSPは、画像データをCSVに変換することができます。これに加え、次期 RSP Ver.2.09 では、CSVを画像に変換する機能を追加します。
 これによって、エクセルで計算処理したデータを、RSPでBMP画像、RAW画像、TIFF画像(GeoTIFF画像)に変換できるようになります。
 用途としては、衛星画像データの一部をCSVでエクスポートし、これをエクセル上で統計処理を行った後、結果データを画像化する場合に使用します。
 エクセルと連携した画像処理ができます。
 次期バージョンは、年度内に公開する予定です。

 


【2018年1月15日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア RSPは、タイル形式のTIFFは使用できません。
 タイル形式のTIFF画像を使用する場合は、他のソフトウェアでタイル形式以外のTIFFに変換してから使用してください。

 


【2017年6月2日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア RSP Ver.2.08が公開されました。追加機能は、以下のとおりです。
 座標(x,y)データ(テキストファイル)を使ってマスク画像(BMP及びRAW(Unsigned char))を作成することができます。
 RAW(Unsigned integerとFloat)画像に対してマスク処理が行えます。また、マスク処理後の出力は、画像出力の他に、データをCSV出力できます。CSV出力によって、データの統計解析ができます。
 Unsigned integer画像及びFloat画像において、3*3ピクセル内と5*5ピクセル内の最大値、最小値、平均値を算出する機能が追加されました。
Unsgined ingeger及びFloatのゼロ画像作成機能が追加されました。
 クリック教師数設定において、1ピクセル設定ができます。
 また、あわせて表記の見直しとバグが修正されています。

 


【2017年4月14日掲載】

 当HPにおいて、リモートセンシング教育用ソフト「remote10/win」(RESTEC)とリモートセンシング画像処理ソフト「RSP」間で、画像ファイルを変換するファイルコンバータソフトを公開しました。
 remote10の画像ファイルフォーマットは、PIAフォーマット(富士通FIP株式会社の画像処理ソフトEXPIAで使用されているフォーマット)です。画像はBIL形式のUnsigned のビックエンディアンで、ヘッダ情報の数値類もUnsignedのビックエンディアンとなっています。
 ファイルコンバータソフトを使用することで、ビットマップファイルおよびRAWファイルをremote10で読み込めるファイルフォーマットに変換できます。
 反対に、remote10の画像ファイルをRSPで使用できるビットマップやRAWファイルに変換できます。
 メニュー「ソフトウェア」→「ダウンロード」」から入手できます。


【2017年4月14日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア RSP Ver.2.07が公開されました。


【2017年3月20日掲載】

 RSPを使ったLandsat-8の反射率画像の作成・表示方法、NDVI画像作成方法、そして輝度温度画像の作成・表示方法について、「Landsat-8画像を見てみよう」というタイトルで「講座」に掲載しました。
 Landsat-8画像は、無料で入手できるため、著者も頻繁に利用しています。


【2017年3月19日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア RSP Ver.2.06が公開されました。
 Unsigned integer RAWファイルのバイトオーダは、Little EndianとBig Endianの両方利用できるようになりました。メニュー「システム」→「バイトオーダ設定」で設定できます。
 また、Landsat-8の輝度温度(K)画像を簡単に作成できるようになりました。Landsat-8のTIFF画像をメニュー「ファイル」→「フォーマット変換」→「TIFF(GeoTIFF)」→「TIFF(16bits)->RAW(Unsigned int)」でRAWファイルに変換した後、メニュー「ツール」->「Landsat-8(RAW,Unsigned int)->輝度温度(K)」で作成できます。
 既存のLandsat-8の反射率画像作成機能とともに、Landsat-8の画像を活用することができます。


【2017年3月15日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア RSP Ver.2.06では、Landsat-8データから輝度温度画像を簡単に作成できるようにします。
 近いうちにVer.2.06を公開します。


【2017年3月13日掲載】

 解析した画像をGeoTIFFで保存するケースが多々あります。GeoTIFFは位置情報を持った画像データであるため、著者は、「RSP」を使って、GeoTIFF画像を一旦、ビットマップファイルやRAWファイルに変換し画像処理を行った後に、最終的にGeoTIFF形式で保存しています。
 ここでは、RSPを使ってGeoTIFFファイルを作成する方法について掲載しました。


【2017年3月9日掲載】

 ALOS-2データから後方散乱係数画像を作成するツール「Sigma0.exe」をVer.2.1にバージョンアップし公開しました。Unsigned integer (16ビット)データ出力のバイトオーダをビック・エンディアンとリトル・エンディアンの両方作成できるようにしました。


【2017年3月8日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア RSP Ver.2.06では、Unsigned integer (16ビット)データのバイトオーダをビック・エンディアンとリトル・エンディアンの両方使用できるようにします。
 どちらを使用するかは、メニュー「システム」→「バイトオーダ設定」で切り替えることができるようにします。


【2017年2月24日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア RSP Ver.2.05が公開されました。
 使用者の要望を取り入れ、使いやすさを重視した改良になっています。


【2017年1月30日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア RSP Ver.2.05を近々に公開いたします。


【2016年12月27日掲載】

 ALOS-2画像の座標を計算(ピクセル・ラインから経緯度を計算、ならびにその逆の計算)するツールを公開しました。
 メニュー「ソフトウェア」→「ダウンロード」」から入手できます。
 ALOS-2画像(CEOSフォーマット)からGeoTIFF画像を作成する場合や、解析後のALOS-2画像(RAWファイル)からGeoTIFF画像を作成するために必要な座標を知ることができます。
 また、同じ場所を撮影した撮影時期の異なる複数の画像を重ね合わせたりする場合(幾何補正処理する場合)に使用することができます。


【2016年7月5掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア RSP Ver.2.04が公開されました。
 ヒストグラム表示時のバグ(Windows 8, Windows 10)が修正されました。
 また、パンシャープン画像作成に利用できるバイキュービック補間が追加されています。


【2016年3月6日掲載】

 無料で使用できるリモートセンシング画像処理ソフトウェア RSP ver.2.03が公開されました。


【2016年2月28日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア RSPは、Landsat-8の画像を取り扱うことができるソフトウェアです。
 Landsat-8の画像は、GeoTIFF・16ビット画像のため、RSPでは、これをRAW(画像データのみのファイル)・16ビット画像に変換して画像処理を行います。
 RSPは、GeoTIFFからRAWへの変換機能を持っています。このため、他のアプリケーション(ソフトウェア)を使用せずにRSPだけで画像表示等、処理を行うことができます。
 RSPは、8ビット(BMP)、16ビット(RAW、Unsigned integer)、32ビット(RAW、Float)ファイルのカラー合成画像を作成・表示したり、各種演算処理・解析等、リモートセンシングに必要な画像処理ができる無料のソフトウェアです。
 ダウンロードしたファイルには、詳しい使用方法(マニュアル)が付いています。また、インストール操作もないため、ダウンロードするとすぐに使用することができます(不要になった場合は、ダウンロードしたファイルを完全削除することができます)。


【2016年2月20日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア RSPの新バージョン ver.2.03を作成中です。
 ユーザが指定する領域において、レベルスライスの条件に該当するピクセル数を集計・表示する機能等を追加し、3月に公開する予定です。
 今後も大学のリモートセンシングの授業や研究活動、そして実務に使い易いよう改良を行っていきます。


【2016年1月15日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア RSP ver.2.02は、無料で入手でき、Windows上でインストールせずに使用できるソフトです。
 ダウンロードファイル(zipファイル)を解凍した後、使用前にフォルダ内の「readme_ja.txt」を読んで下さい。
 使用方法はフォルダ内の「manual_ja.pdf」に記載されています。実行ファイルは「RSP.exe」です。


【2016年1月13日掲載】

 本日、無料で使用できるリモートセンシング画像処理ソフトウェア RSP ver.2.02が公開されました。

 追加機能、変更機能など盛りだくさんです。
 ぜひ、バージョンアップ版を使用してください。


【2016年1月4日掲載】

 明けましておめでとうございます。今年もリモートセンシング画像処理フリーソフトウェア提供サイトをよろしくお願い申し上げます。


 昨年末から無料で使用できる画像処理ソフトウェアRSPを、利用者の声を受け、もっと使いやすいように以下のような大幅改修を行っています。

1. 部分拡大がより大きな範囲表示できる。
2. Landsat-8の反射率画像(Unsigned int画像とFloat画像)が簡単に作成できる。
3. GeoTIFF(Unsigned char、Unsigned int、Float)保存(作成)機能を強化し、GeoTIFFがより簡単に作成できる。
4. RGB値表示に、計算式を使って計算した値を表示できる。
5. 2画像表示にRAW画像も表示できる。このため、全面改修を実施。
6. 画像拡大処理において、元々小さい画像を拡大する場合、見やすく表示できるようにする。
7. ファイル切り取り処理を繰り返し実施できる。
8. RAW画像の表示処理(開く)を一つにする(Unsigned int、Floatの指定は不要)。
9. ビットカウント値の表記定義を変更し、実画像に合わせたビットカウント値に変更する。
10.メニュー標記を見やすいように変更する。
11.パソコンによっては表示できなかった大きな画像が表示できるようにする。

 ここで、3によって、GeoTIFF→BMP→GeoTIFFのみならず、GeoTIFF→RAW→GeoTIFFのファイル変換が簡単にできます。
 また、4によってUnsigned int画像を今以上に有効活用することができます。
 さらに、5の機能強化によって、多時期のRAW画像分析等がしやすくなります。
 バグの修正も行っています。
 次期ver.2.02に、ご期待下さい。


【2015年12月31日掲載】

 現在、RSPの改良に取り組んでいます。
RGB値表示で計算式で計算した値を表示する機能を追加します。これにより、unsigned int画像が活用しやすくなります。
 また、2画像表示をもっと使いやすいように機能追加、機能変更、そして画面構成の変更等、全面リニューアルします。
 大幅に機能が向上した画像処理ソフトRSP(ver.2.02)は、2016年1月に公開する予定です。


【2015年12月28日掲載】

 合成開口レーダALOS-2のデータをσ0に変換するソフトウェアを、Unsigned integer RAWファイルに変換対応するようバージョンアップしました。
 「ソフトウェア」→「ダウンロード」から入手できます。


【2015年12月27日掲載】

 ワールドファイルについて「講座」→「ワールドファイル」に掲載しました。


【2015年12月23日掲載】

 画像をGISソフトで使用するには画像にGeoコードを持ったGeoTIFFフォーマット画像が使われています。
 無料で使える画像処理ソフトRSPには、GeoTIFF作成機能(GeoTIFF変換機能)があります。これはRSPで画像処理した画像をGeoTIFFとして保存するもので、ビットマップからGeoTIFFへ、JPEGからGeoTIFFへ、RAW(unsigned int(次期バージョン対応)、float)からGeoTIFFへ、TIFFからGeoTIFF(一旦、ビットマップあるいはRAWへ変換後対応)へ、一部のCEOSファイルからGeoTIFFへ変換することができるという機能です。
 GeoTIFFファイルは、TIFFタグコードにGeoTIFFに関するタグを登録するとともに、ファイル内にGeoキーデータ等を収録したものです。
 現バージョンのRSPには、GeoTIFF作成に必要データを入力するデータ入力画面にGeoキーの数値は表示させていません。しかし、Geoキーの数値を表示した方が分かりやすく使用しやすいことから、RSP次期バージョン(ver.2.02)では表示するように変更します。
 また、併せて使用方法もマニュアルに記載する予定です。
 誰もがGeoTIFFを理解し、画像に位置情報を付けたGeoTIFFがもっと身近に、もっと利用しやすいものになるように、今後もソフト作成・改良をし続けます。

 もっと使いやすいように様々な改良・機能追加を施した画像処理ソフトRSP ver.2.02は、2016年1月に公開する予定です。


【2015年12月20日掲載】

 画像処理ソフトRSPにおいて、Unsigned int(16ビット)画像を処理するための機能を充実させます。
・Landsat-8衛星画像ファイル(RAW,Unsigned int)から、直接、反射率画像(Floatならびに、10000倍したUnsigned int)が作成できる。
・RAW(Unsigned int)をGeoTIFF(Unsigned int)に変換する。
 現在、RSPには、表示している画像やRAW(Float)画像をGeoTIFFに変換する機能はあります。個人的には、GeoTIFF保存機能はこれで十分だと思っていました。
 しかし、最近、Float画像を扱うケースが多く、これが2Gバイトを超えるため、今後、画像サイズがFloat画像の半分のUnsigned int画像を利用しようと考えるようになりました。
 そうするとUnsigned int画像をGeoTIFFに変換する機能が必要になります。

 画像処理ソフトRSP ver.2.02は、2016年1月に公開する予定です。


【2015年12月16日掲載】

 著者が扱っている衛星データのFloat画像サイズが2Gバイトを超えるようになりました。
RSPで扱うことができる画像ファイルの最大サイズは2Gバイトであるため、画像全体を表示することができないという問題が生じています。
個人的にこの問題に対応するため、Float画像ではなくUnsigned integer画像として処理する、あるいは、画像を分割して利用する等の処置を行っています。
もし著者のようにRSPで2Gバイトを超える画像を扱うユーザは、この点に注意をして利用してください。


【2015年12月1日掲載】

 国土地理院の数値標高モデルをラスター画像データに変換するソフトウェア「DEM10」に対し、以下の修正を加えて公開しました。
・画像処理ソフトウェア「RSP」用のヘッダファイルを自動作成するようにしました。これにより、直接「RSP」で取り扱うことができます(表示・編集)。
・DEM10で作成するラスター画像ファイル名に対し、拡張子を付けないように変更しました。なお、作成するファイルは従来通りRAW(Float)ファイルです。


【2015年11月11日掲載】

 現在開発中の「RSP ver2.02」の主な追加機能および変更機能について以下に記します。
【追加機能】
・部分拡大の寸法を選択設定できる。
・Landsat-8衛星画像ファイル(RAW,unsigned int)から、直接、反射率画像(float)が作成できる。
【変更機能】
・ファイル切り取り処理が繰り返し行うことができる。
・Unsigned integer処理およびfloat処理のピクセル値変更処理ならびに回転処理において、処理終了後メッセージを表示する。
・RAWファイルを開くメニューを一つにする(従来は、unsigned intまたはfloatの何れかを選択)。
・画像拡大処理において、処理後の画像の縦横寸法は元画像の縦横幅を最大寸法としていましたが、元画像の横幅が4000ピクセル以下の画像の拡大処理においては、この制限を撤廃。 (これにより、画像寸法が小さい画像において、拡大画像が見やすくなりました。)
・英語メニュー標記を一部変更。


 なお、Landsat-8データの反射率への変換機能が加わるため、講座に記載した内容を一部変更しました。


【2015年11月5日掲載】

 次期RSPでは、Landsat-8データを反射率に簡単に変換する機能を搭載します。
 これにより、身近に反射率画像を取り扱うことができるようになります。


【2015年9月12日掲載】

 Landsat-8データを反射率に変換する方法について講座に掲載しました。
 Landsat-8のデータは無料で入手できます。ぜひ衛星データを使用してみてください。


【2015年3月27日掲載】

 3月19日にリモートセンシング画像処理ソフトRSPのVer.2.01が公開されました。
 ひまわり8号のデータを取り扱うことができます。
 具体の追加・変更機能は、以下のとおりです。
【追加機能】
 ・BMPを直接、RAW(float)画像として保存できるようにしました。
 ・ゼロ画像(全ての値が0の画像)を作成できるようにしました。
 ・ひまわり8号・9号の標準データをRAW(16ビット)にフォーマット変換する機能を追加しました。
 【変更機能】
 ・ver2.0において発生したJPEG読み込みに関するバグを修正しました。


【2015年3月17日掲載】

 ひまわり8号が、2014年10月7日に種子島宇宙センターから打ち上げられました。
 この衛星は、可視域3バンド、近赤外域3バンド、赤外域10バンドのセンサを持ち、短時間で日本全体を観測することができるという特徴を持っています。
 このため、今後、気象観測のみならず、様々な分野での利用が期待されます。
 ということで、早速、ひまわり8号のデータを使ってみようと、気象庁のHPからサンプルデータ(ひまわり標準フォーマット)を入手しました。
 しかし、このファイルはbz2圧縮されており、解凍ソフトによっては、うまく解凍できないことがわかりました。
 ではどうすればよいのか。
 結論からいうと解凍ソフトとして「bzip2」を使うとうまく解凍することができました。
 使用方法は、コマンドライン上で、「bzip2 -d ファイル名」と入力します。
 ひまわり8号のデータフォーマットは、「ヘッダ部+データ部」という単純なものです。データ部は1画素16ビットで収録されています。データ部の読み込みに必要なバイトオーダー、ヘッダ部のデータ長、データのカラム数・ライン数はヘッダ部に収録されています。
 なお、次期「RSP ver.2.01」は、ひまわり8号の画像データを表示できるようになります。


【2015年1月23日掲載】

 フリーのリモートセンシング画像処理ソフトウェア「RSP ver.2.0」が公開されました。
 ダウンロード後、zip圧縮を解凍し、直ぐに使用できるため、大学等のリモートセンシングの授業に便利です。
 解凍後は、RSPのフォルダ全体をディスクトップ等、適当な場所に移動して使用して下さい。実行ファイルは、「RSP.exe」です。
 はじめに、表示言語(日本語/英語)を選択して下さい(初回のみ表示されます)。
 使用方法は、付属の「利用マニュアル」に記載されています。
 これまでのRSP(ver.1.16まで)は、1台のPCにつき1起動(1表示)という制約がありましたが、ver.2.0はこの制約が無くなり、複数起動できるようになりました。
 これにより、ディスプレイ上に複数の画像を並べて表示することができます。活用例として、同じ場所を撮影した観測日の異なる画像をディスプレイ上に並べて表示し、画像間の違いを見るという利用法が挙げられます。
 また、処理・作成した画像をGoeTIFFファイル(位置情報を持った画像ファイル)として保存することもできます。
 ぜひ、「RSP ver.2.0」をご使用してみて下さい。


【2015年1月4日掲載】

 RSP ver.2.0公開に向けて、32ビットfloatファイルに対するGeoTIFF機能(GeoTIFF−>RAW、RAW−>GeoTIFF)の充実を図っています。
 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSP ver.2.0を使えば、無料(フリー)で誰でも簡単にGeoTIFF画像を作成できるようになります。


【2015年1月1日掲載】

 明けましておめでとうございます。今年もリモートセンシング画像処理フリーソフトウェア提供サイトをよろしくお願い申し上げます。


 現在、RSPはユーザの声に応え、主に以下の機能を実現するため、2年ぶりに全面改修を行っています。
1. PSPを複数起動することができます(画像を複数表示することができます)。
2. インストールせずに使用することができます(入手・解凍後、直ぐに使えるため、授業等で使用しやすくなります)。
3. GeoTIFF画像のGeoコード内容を見ることができます。
4. 画像をGeoTIFF、ならびにTIFF形式で保存することができます。
 特に、1は研究に、2は大学等の講義の利便性に寄与する改修になります。
 3と4は開発当初の2008年から要望があったのですが、解析機能搭載を優先させたため、対応が遅れてしまいました。
 また、今回の全面改修過程で、細かく動作上の不具合を修正しています。
 次期ver.2.0、ご期待下さい。


【2014年12月26日掲載】

 RSPをインストールせずに使用できるよう、RSPの全てのプログラムを見直しています。
 前の投稿で記載したRSPの複数起動機能とこの改良によって、RSPの使用環境が従来と全く異なるものになるため、次期バージョンは、RSP ver.2.00として公開する予定です。


【2014年12月19日掲載】

 RSPは1台のPCに1つしか起動できませんでした。多数のユーザーの要望により、次期バージョンではRSPを複数起動できるようにします。
 これにより表示画像数が増え、解析の幅ならびに解析効率の向上が期待できます。


【2014年12月16日掲載】

 開発中のRSPの次期バージョンに、GeoTIFFファイル(Geoコードと画像を1つのTIFFファイルにしたもの)作成機能、GeoTIFFコード出力機能を加えました。また、Float画像のピクセル値表示桁数を小数点以下5桁に変更しました。
 その他、様々な改良を行っています。次期バージョンのRSPを、2015年の早い段階で公開したいと思います。


【2014年11月21日掲載】

 我が国が打ち上げた陸域観測技術衛星2号 ALOS-2(だいち2号)のデータ配信が、11月25日から始まります。


【2014年11月18日掲載】

 GeoTIFFファイルの構造やタグ、GeoKeyに関する情報について「講座」→「ファイルフォーマット」に掲載しました。
 なお、RSPの次期バージョンでは、GeoTIFFファイルのGeoコードを表示・出力できるようにします。


【2014年10月23日掲載】

 ビットマップファイルをTIFF(モノクロ形式、カラーマップ形式、ダイレクトカラー形式)に変換するソフトを作成しました。
 今後は、RAWファイルやビットマップファイルをGeoTIFFに変換する機能を追加した後、アプリケーションソフトを公開したいと思います。
 RSP使用者からは、作成した画像をGeoTIFFにしたいという要望があるため、「RSP」の次期バージョンには、この機能を搭載するつもりです。
 なお、TIFFならびにGeoTIFFに関する仕様等を「講座」→「ファイルフォーマット」に掲載しましたので、興味のある方はご覧ください。


【2014年10月19日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトRSP ver.1.16を公開しましたが、早速、バージョンアップに向けて改良を始めました。内容は、TIFF形式で保存できる機能を追加するというものです。
 現在、TIFFおよびGeoTIFF画像は、メニュー「ファイル」→「フォーマット変換」で、BMPまたはRAW画像に変換して解析します。この反対にBMPおよびRAW画像をTIFF形式にフォーマット変換するというものです。


【2014年10月16日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトRSP ver.1.16を公開しました(ダウンロードできます)。
 16ビットデータ表示のバグを修正しました。また、フォーマット変換処理において、16ビットtifファイル変換(インテル型の場合のバグ)を修正しました。


【2014年10月12日掲載】

 Landsat8衛星画像データの入手先として、USGSサイトと産業技術総合研究所のGEO Gridサイトにリンクを貼りました。
 特に産業技術総合研究所が配信しているLandsat-8データは、撮影後、即時公開されるため、様々な用途に活用することができます。
 ただし、Landsat8画像は、これまでのLandsat7画像(1画素あたり8ビット)と異なり、12ビット画像(実質16ビット)のため、表示・解析するには専用の画像処理ソフトウェアが必要です。
 画像処理ソフトウェア「RSP ver.1.16」は、8ビット画像、16ビット画像、32ビット画像に適用しているため、Landsat8画像を表示・解析することができます。


【2013年10月1日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSPがバージョン1.15に変更されました。以下のバグが修正されています。
・2画像表示のバグ(rawデータ表示)を修正しました。
・float演算およびunsigned_int演算のバグ(ファイル指定)を修正しました。
・フォーマット変換処理において、変換終了時のコメント表示ミス(一部)を修正しました。


【2013年3月14日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSPがバージョン1.14に変更されました。RAW画像処理の操作性が向上しています。
 変更点は、以下のとおりです。
[RAW画像処理]
・使用頻度が少ないため、Long画像(4バイト)の取扱いが中止になりました。
・RAW画像の拡張子の名前が自由になりました(従来は「.raw」)。
・RAW画像用にヘッダファイルが設けられました。ヘッダファイルでは、画像サイズとデータタイプが記録されます。これにより、RAW画像を読み込む毎に画像サイズ等を入力する必要がありません。
・RAW画像の画像表示の設定項目は、従来、最小値と1階調の間隔でしたが、最小値と最大値に変更になりました。
・RAW画像を初めて表示する場合、データ表示画像範囲(画像データの最小値と最大値)を自動的に設定できるようになりました。
・ヒストグラムのデータ表示範囲を、RAW画像のデータ表示範囲に対応できるようになりました。
・レベルスライス処理は、RAW画像の値を直接取り扱うことができるようになりました(実数設定)。
・レベルスライスのLowとHighの設定は、従来、Low以上、High以下でしたが、これをLow以上、High未満に変更されました。
[その他]
・メニュー表示の整理。
・教師座標データの取得の終了操作が、右クリックに変更されました。
・バグの修正。


【2013年1月15日掲載】

 リモセン画像処理ソフトRSPがバージョン1.13に変更・公開されました。これまでと比べ、操作性が向上しています。

 変更点を以下に示します。

[実行環境]
・DLL等を使用せずに実行できます。
[操作性](ここが大きく変わりました)
・マウスドラックで画像移動ができます。
・フォームサイズを自由に変更することができます。(2画像表示フォームサイズも変更可)
・操作の利便性向上のため、RAWおよびJPEG表示で、中間ファイル設定せずに表示できます。
・ナビゲーション機能の整合性のため、全体表示は1フォームだけです。
・ヒストグラム表示の利便性向上のため、青色ヒストグラムを最初に表示します。
[機能追加]
・RAW(float)カラー合成処理ができます。
・レベルスライスデータの保存ならびにデータの読み込みができます。
・TIFF変換プログラムを見直し、TIFFカラー画像を扱うことができます。
・プロファイル(断面図)表示ができます。メニュー「分析」から選択できます。
・主成分画像(RAW(float))が作成できます。(従来はBMPのみ対応)
・RAW(float)に対応した「RGB−>HSI」変換および「HSI−>RGB」変換ができます。(従来はBMPのみ対応)
・ビットマップの「バイリニア補間」ができます。(従来はRAWのみ対応)
[全体]
・バグの修正。
・機能およびメニューを再整理。


【2013年1月1日掲載】

 明けましておめでとうございます。今年もリモートセンシング画像処理フリーソフトウェア提供サイトをよろしくお願い申し上げます。


【2012年12月19日掲載】

 講座の「ファイルフォーマット」蘭にTIFFフォーマットについて追記しました。


【2012年12月11日掲載】

 国土地理院提供のJPGIS(GML)形式の数値標高モデルを、画像ファイルに変換するソフト「DEM10」において一部「データなし」の場合に生じていたバグを修正しました。ご迷惑をおかけいたしました。修正版(ver.1.01)をご使用下さい。


【2012年12月2日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア「RSP」が本に取り上げられました。「フリーソフトを用いた衛星画像解析入門 世界の自然と災害事例で学ぶ」(2012年9月、古今書院、ISBN978-4-7722-2016-3)

 少しでも衛星リモートセンシング画像処理の体験者が増えればと思います。


【2012年1月1日掲載】

 明けましておめでとうございます。今年も「リモートセンシング画像処理フリーソフトウェア提供サイト」をよろしくお願いいたします。


【2011年11月21日掲載】

 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSPがバージョンアップしました。全体表示機能が修正されています。


【2011年11月7日掲載】

 国土地理院提供のJPGIS(GML)形式の数値標高モデル5mメッシュ標高データならびに10mメッシュ標高データを、2次メッシュ単位(約10km四方)の32ビット浮動小数点バイナリファイル(ヘッダなし。例えば、132.4mの場合、「132.4」として保存)に変換するソフトウェアを、フリーソフト(無料)として公開しました。
 衛星画像データの3次元化(鳥瞰図作成)やオルソ化に使用できます。
 数値標高モデル(JPGIS(GML)形式)は、国土地理院のホームページからダウンロードしてください。
 なお、複数の標高データのマージ(結合)処理ならびに任意のエリアの切り出し処理は、フリーのリモートセンシング画像処理ソフトウエアRSP(メニュー「RAW処理」)で行うことができます。


【2011年11月5日掲載】

 既に参加申し込みが終了しましたが、第3回ALOS-2/3ワークショップが11月17日と18日につくば国際会議場で開催されます。ALOS「だいち」の運用が終わった今、次期、国産の地球観測衛星に期待。


【2011年10月8日掲載】

 衛星データのDN(デジタル・ナンバー)を反射率に変換する方法について、メニュー講座に掲載しました。
 併せて、ALOS衛星AVNIR-2の反射率計算パラメータ表示ツール(フリーソフト)を公開しました。

 なお、反射率画像の作成や表示には、リモートセンシング画像処理ソフト「RSP」等の浮動小数点(実数)画像を取り扱うことができるソフトが必要です。


【2011年7月12日掲載】

 近赤外カメラ TETRACAM ADCを使って撮影したBMPフォルスカラー画像をfloat 4バイト RAWファイル(1ピクセル:-1.000〜1.000)に変換するツール(フリーソフト)を公開しました。なお、作成した画像を表示するにはRSP等の浮動小数点(実数)画像を取り扱うことができるソフトが必要です。


【2011年6月6日掲載】

 σ0ソフトを改良しました。FBSファイル対応です。


【2011年3月16日掲載】

 表示解像度が低いネットブックPC(例えば解像度が横1024×縦600)等でRSPを使用した場合、RSP画面下の情報表示部が表示されません。
 RSPは、解像度XGA(横1024×縦768)以上のパソコンで使用して下さい。


【2011年2月19日掲載】

 衛星画像データは、バイナリ形式で記録されています。
 リモートセンシング画像処理ソフトウェアRSPでは、ユーザが指定した任意の領域の画像データを、MSエクセル等により数値表示(テキスト表示)することができます。SARの後方散乱係数(実数)や、光学衛星データのDN値(整数)を、エクセル等で見ることができます。


【2011年1月1日掲載】

 明けましておめでとうございます。今年も「リモートセンシング画像処理フリーソフトウェア提供サイト」をお願いいたします。


【2010年12月26日】

 デジタルカメラで撮った写真(JPEGファイル)を使って、リモートセンシング画像処理の基礎を学ぶことができます。
 リモートセンシングでは、各波長域のチャンネル(バンド)に青色、緑色、赤色を配色し、カラー合成画像として表示しています。デジカメ写真もまた、青色、緑色、赤色のカラー合成によってできています。
 デジカメ写真を衛星データと同じように、青・緑・赤の各バンド(チャンネル)に分解することにより、デジカメ写真に対し、衛星データと同じ画像処理(例えば、分類画像作成等)を施すことができます。
 まずは、デジカメ写真を青・緑・赤の各画像に分解してみましょう。RSPによる手順は次のとおりです。
1.「開く(JPEG)」によって、デジカメ写真をビットマップファイルに変換する。
2.「カラー分解」によって、ビットマップカラー画像を、青色、緑色、赤色ファイルに分解する。


【2010年12月21日】

 リモートセンシング画像処理ソフトRSPでALOS衛星のPRISM画像(ビットマップ)を表示しようとしたら、使用していたパソコンのメモリの制約で表示できませんでした。画像全体を解析しない場合は、「ファイル」→「切り取り(ファイル)」を使って、解析したい画像を切り出すことで表示・解析することができます。


【2010年11月14日】

 久しぶりにGLCFのESDIにアクセスしました。今は使用できます。


【2010年8月9日】

 ここのところフリーの衛星画像が入手できるGLCFのESDIにアクセスできない状況になっています。このため、別途、FTP Serverを使ったデータ入手方法を掲載しました。


【2010年7月31日】

 当リモートセンシングホームページが推奨するWEBサイト紹介メニューを追加しました。無料ソフトで作成するパンシャープン画像作成方法や、無料のリモートセンシングテキスト等を紹介しています。メニュー推奨サイトに掲載中。


【2010年7月25日】

 Google Earth(グーグルアース)に画像をグランドオーバーレイする(地面に貼り付ける)方法について、メニュー講座に掲載しました。3次元画像表示ソフトが無くても、グーグルアース上に任意の画像を貼り付けることで、立体視することができます。

 誰でも簡単に鳥瞰図を作成することができます。


【2010年6月5日】

 ALOS−PALSAR1.5画像を、σ0画像(float4バイトRAW)に変換するツールをダウンロードサイトにアップしました。フリーソフトです。


【2010年4月30日】

 メニュー画像処理に「教師なし分類」を追加しました。


【2009年12月9日掲載】

 リモートセンシング画像処理のフリーソフト『RSP』ver1.11が公開されました。


【2009年11月14日掲載】

 衛星画像データを無料で入手(ダウンロード)できるサイト(GLCF(ESDI)等)紹介ページを設けました。衛星データの無料入手(ダウンロード)方法について掲載しています。


【2009年10月24日掲載】

 リモートセンシング画像処理フリーソフト『RSP』に関する利用情報サイトを設けました。RSPユーザーの一人として使用方法等を掲載します。RSPに関する疑問点や不明点があれば、メールにてお問い合わせください。メニュー「RSP」のQ&Aにて回答します。


【2009年 9月21日掲載】

 「プログラミング」のファイル選択・表示に関する記述を変更しました。


【2009年 6月12日掲載】

 リモートセンシング画像処理のフリーソフト『RSP』ver1.10が公開されました。

 シュードカラーの配色(カラーテーブル)を設定することができます。


【2009年 5月13日掲載】

 リモートセンシング画像処理のフリーソフト『RSP』ver1.09が公開されました。


【2009年 4月29日掲載】

 リモートセンシング3次元画像表示ソフト『BirdEYE』のUXGA表示におけるバグを修正しました。


【2009年 3月3日掲載】

 リモートセンシング3次元画像表示ソフト『BirdEYE』バージョンver0.4を公開しました。

 ソフトウェアの実行ファイルフォルダの保存先(場所)に関係なく、システムが起動できるようになりました。実行ファイルフォルダの保存場所は自由です。


【2009年 2月7日掲載】

 重回帰分析を行うソフトを無料(フリー)公開しました。

 メニュー「ソフトウェア」「ダウンロード」から入手してください。


【2009年 2月1日掲載】

 リモートセンシング3次元画像表示ソフトウェア『BirdEYE』最新バージョンver0.3を公開しました。

 任意の視点から3次元画像が表示できます。

 また、ソフトウェア『BirdEYE』とFlash作成ソフト『ParaFla』を使って作成した鳥瞰図ムービー作成例を公開しました。


【2009年 1月28日掲載】

 リモートセンシング3次元画像表示ソフト『BirdEYE』を無料(フリー)公開しました。

 ビットマップ(24ビット)画像とDEM(float)RAWデータから3次元画像を作成表示します。

 リモートセンシング画像処理ソフトウェア『RSP』で加工した画像及びDEMを3次元表示する場合に使用してください。


【2009年 1月21日掲載】

 無料(フリー)のリモートセンシング画像処理ソフト『RSP』の提供サイトにリンクをはりました。『RSP』は、衛星画像をビットマップファイルや汎用フォーマットファイルに変換し、画像の特徴を抽出するソフトウェアです。利用マニュアルもあり、容易に使用することができます。


【2009年 1月】

 当リモートセンシング(Remote sensing)ホームページサイトを運営している青山です。

 リモートセンシングの話題、リモートセンシング画像処理ソフトの無料(フリー)提供、リモートセンシング技術に関して情報発信するため、当サイトを開設しました。

 青山については「管理人」欄を参照してください。


リモートセンシング画像処理ソフトウェア(無料、フリー)

RSP

リモートセンシング画像処理ソフトウェア『RSP』です。数値標高モデルも扱えます。
>ダウンロードへ

DEM10

数値標高モデル変換ツール『DEM10』です。国土地理院提供の数値標高モデルJPGIS(GML)形式データをラスター画像データに変換します。
>ダウンロードへ

サイト概要

◆全体概要

 リモートセンシングは、環境調査、農業、林業、漁業、防災等、様々な分野で利用(活用)されています。しかし、まだまだリモートセンシング技術は一般的でなく、実利用として十分活用されているとは言えません。

 また、リモートセンシングにおいて取り扱うデータは、0〜255の1バイトunsigned charデータのみならず、2バイト整数データ(unsigned含む)、4バイト実数データ等、様々です。一般に画像を視覚化する場合のデータ形式は、1バイトunsigned charデータ(0〜255の整数)です。このため、その他の数値は、1バイトunsigned charデータに置き換えて画像表示しなければなりません。リモートセンシング画像処理においては、数値を視覚化するということが基本的な処理になります。

 当サイトはリモートセンシングに関する広報・情報提供を目的として、リモートセンシング画像処理方法の紹介や、実際にリモートセンシング画像処理を実施するためのソフトを無料(フリー)で提供しています。

 特に国内において、無料(フリー)でフルシーンのリモートセンシング画像処理(画像解析)ができるソフトは少なく、誰でも手軽にリモートセンシング画像処理を学ぶ環境に無いなか、当サイトで紹介するリモートセンシング画像処理ソフトウェアRSPは、次のような衛星リモートセンシング画像処理(画像解析)が可能で、操作のコツを覚えれば、簡単にリモートセンシング画像処理(画像解析)を実践することができます。

 各種衛星データのファイルフォーマット変換処理、実数画像データ等の視覚化、カラー合成処理、カラー分解処理、画像結合処理、画像切り出し処理、保存処理、幾何補正処理、パンシャープン処理、画像間演算処理、エッジ処理、フィルタ処理、マスク処理、ヒストグラム表示処理、強調処理、シュードカラー表示処理、拡大・縮小処理、DN表示処理、2画像比較表示、マルチレベルスライス処理、最尤法(教師付き分類)による土地被覆分類処理、教師なし分類処理、主成分分析、プロファイル表示、 DEM(数値地形モデル)処理を使った斜面方位や傾斜画像の作成処理 等。

 DN表示処理は、ユーザーが指定した任意のエリア(矩形)の画像データ(数値)をMSエクセル上で表示することができます。画像の数値を直接見たい場合に使用します。

 また、2画像比較表示は、同じ場所を写した2つの画像を横に並べて、比較表示することができます。

 対応する衛星データは、ALOS、LANDSAT、SPOT、IKONOS、QuickBird、RADARSAT、JERS-1、GeoEyeなどの他、Geotiffフォーマット(非圧縮)の画像データです。デジカメ写真を使った画像分類処理も可能です。

 このため、衛星画像だけではなく、自分で撮影したデジカメ写真を使ってリモートセンシング画像処理技術の基礎を学ぶことができます。

 また、国土地理院が提供している数値地形モデルDEM(GML)ファイルを画像ファイル(32ビットバイナリファイル)に変換するソフトや、DEM(数値地形モデル)と衛星画像を使った3次元立体画像(鳥瞰図)表示ができる無料(フリー)ソフトも紹介しています。

 当サイトでは、これ以外にもリモートセンシング(リモセン)に関する様々な画像処理フリーソフトを紹介しています。また、リモートセンシング画像処理に関する知識や、手法等についても掲載しています。

 リモートセンシングは、様々な分野へ応用され利用されています。このサイトを通じて、誰でもリモートセンシング画像処理を楽しむことができれば幸いです。


トップ

 トピックス、サイト概要、サイト管理人に関すること、リモートセンシングに関する関連サイト等を掲載しています。
 推奨サイトでは、フリーソフトだけを使った衛星画像処理方法を紹介するサイトや、大学においてリモートセンシング教育の教科書として使用できる「リモートセンシングノート」(ダウンロードサイト)、そして農業分野を対象としたリモートセンシングの実利用に関する情報提供サイト(何れも無料)を紹介しています。


講座

 「リモートセンシングとは」をはじめ、リモートセンシングの原理、地球観測衛星の概要、衛星データを含む画像ファイルフォーマット(CEOS、GeoTIFF、bmpフォーマット)、Google Earth(グーグルアース)活用方法(グランドオーバーレイ等)、衛星データ(衛星画像)のDNを反射率に変換する方法、GeoTIFF作成方法、Landsat-8の表示方法等について紹介しています。グーグルアースを使えば、鳥瞰図を簡単に作ることができます。


画像処理

 リモートセンシング画像処理について紹介しています。

 幾何補正、カラー合成、強調処理、パンシャープン、画像間演算処理、マスク処理、エッジ抽出(フィルタリング)、教師付き分類(最尤法)、教師なし分類(クラスタ)等について紹介しています。


ソフトウェア

 リモートセンシング画像処理ソフト(フリー)の紹介と、各種フリーソフトのダウンロード・提供を行っています。

 国土地理院の数値標高モデルDEMを3次メッシュ単位で画像ファイル(バイナリ)に変換するソフトや、ALOS-PALSAR 1.5画像(CEOS)を後方散乱係数に変換するソフトも提供しています。

 ここでは、著者が自作したリモセンソフトを無料でダウンロードすることができます。


RSP

 フリーのリモートセンシング画像処理ソフトRSPの使い方とFAQについて扱っています。リモートセンシング教育では、実際に画像解析を体験することが重要です。RSPはリモートセンシングの教育用ツールとして最適なソフトで、これまで、大学、専門学校等のリモートセンシング教育の他、各種コンサルティング(実務)に利用されています。


Google Maps

 Google Mapsを使って位置情報(緯度・経度)を知ることができます。幾何補正処理等に利用できます。